前回はボーナス払いについて書きました。
ボーナスを前提にした支払いは、まだ手元にないお金を先に使ってしまうという話でした。
今回は分割払いです。
自分の分割払いの経験は、ほぼゼロ
基本的に、買い物は一括払いしかしません。
唯一の例外が、携帯電話の分割購入です。ただこれは金利がかからない条件だったので、実質的には一括と同じ判断でした。
最近はApple Storeで一括購入に切り替えました。キャンペーン規制でお得感もなくなってきたので、シンプルに一括の方が合理的だという結論です。
分割払いを避けている理由はシンプルで、「月々○○円」という表示が、合計金額を見えにくくすると思っているからです。
「月々○○円」という言葉の効果
家電量販店やネットショップでよく見かける表示があります。
「月々○○円」
スマートフォン・家電・家具・旅行など、分割払いが使われる場面は多い。
この表示を見ると、「それなら払えそう」と感じます。月々3,000円と言われると、負担が小さく見える。
ただよく見ると、24回払い・36回払いというケースもあります。
3,000円×36回=108,000円。手数料がかかるケースならさらに上乗せされます。
**月々の数字に目が向くほど、合計金額が見えにくくなる。**これが分割払いの本質的な怖さだと思っています。
分割払いを使う判断軸
分割払いが絶対にダメというわけではありません。
自分の判断軸はシンプルで、金利がかかるかどうかです。
金利ゼロなら、実質的に一括と同じです。携帯の分割購入をしていたのはこの理由です。
金利がかかる場合は、その手数料分だけ余計に払うことになります。「月々が楽になる代わりに、合計金額は増える」というトレードオフを意識した上で使うかどうか判断することが大事だと思っています。
複数使い始めると固定費になる
分割払いを一つだけ使うなら、大きな問題にはならないこともあります。
ただ複数使い始めると、毎月の支払いが積み上がっていきます。
- スマホの分割
- 家電の分割
- 家具の分割
気づけば毎月の固定費が増えている。固定費が増えると、貯金や投資に回せるお金が減ります。
一つひとつの金額は小さく見えても、合計すると家計の自由度をじわじわ削っていきます。
まとめ
分割払いについてまとめると——
- 「月々○○円」という表示は、合計金額を見えにくくする
- 金利がかかる場合は、その分だけ余計に払うことになる
- 複数使うと固定費が積み上がり、家計の自由度が下がる
- 判断軸は「金利がかかるかどうか」をまず確認すること
便利な仕組みほど、使う前に合計金額を確認する習慣が大事だと思っています。
「月々○○円」を見たら、まず全体の金額を計算する。それだけで、判断が変わります。
次回:お金の罠シリーズ④ 車のローン編
