前回はリボ払いについて書きました。
日本全体でリボ払いの残高は約5兆円規模とも言われており、気づかないうちに使っている人が多いという話でした。
今回はボーナス払いです。
自分はボーナス払いを使ったことがない
正直に言います。
ボーナス払いを使ったことが、一度もありません。
ボーナスが出たから何かを買おう、旅行に行こう——そういう発想になったこともありません。
なぜかというと、シンプルに先延ばしにすぎないと思っているからです。
今手元にないお金を前提に買い物をする。それがボーナス払いの本質だと考えています。
ボーナス払いの仕組み
クレジットカードやローンには、ボーナス払いという支払い方法があります。
通常の毎月の支払いとは別に、ボーナス月にまとまった金額を払う仕組みです。
家電・車・旅行・家具など、高額な買い物のときによく使われます。
一見すると「今月の負担が減る」ように見えます。でもこれは支払いを先送りしているだけで、お金が減ることに変わりはありません。
ボーナスは確定していない
ここが一番大事なポイントです。
ボーナスは確定している収入ではありません。
会社員の場合、ボーナスは出ることが多い。でも金額は——
- 会社の業績
- 景気
- 人事評価
——によって変わります。減ることもあります。場合によってはゼロになることもある。
それを前提に買い物をするのは、合理的ではないと思っています。
月々のお金で生活する方が合理的
個人的な考え方として、月々の収入だけで生活が成り立つように組むことが基本だと思っています。
ボーナスはあくまで余裕資金。あればラッキーくらいの位置づけです。
ボーナスありきで生活を組んでしまうと、家計の自由度が下がります。ボーナスが減ったとき、一気に苦しくなる。
月々のお金で回る生活が作れていれば、ボーナスは丸ごと貯金や投資に回せます。これが資産形成の観点からも合理的だと感じています。
複数使うとボーナス月が地獄になる
ボーナス払いをいくつも重ねると、ボーナス月に支払いが集中します。
- 車のローン
- カードの支払い
- 旅行の精算
これが一度に来ると、せっかくのボーナスがほぼ支払いで消えます。
手元に残るお金はほとんどない。なのに「ボーナス払いにしたから今月は大丈夫」という感覚だけが残る。これが怖いところです。
まとめ
ボーナス払いについてまとめると——
- 支払いを先送りしているだけで、お金が減ることに変わりはない
- ボーナスは確定した収入ではなく、減ることもある
- 複数使うとボーナス月に支払いが集中して家計が苦しくなる
- 月々の収入だけで生活を組む方が、家計の自由度が上がる
便利な仕組みに見えますが、使うほど家計の余白が削られていきます。
ボーナスは「もらってから使う」。それだけで、かなり変わると思っています。
次回:お金の罠シリーズ③ 分割払い編
