湘南在住の40代サラリーマン。
壊れない働き方と、ゆるい資産形成の記録を書いてます。

カテゴリー: お金

  • お金の学びとしてYouTubeを1本選ぶなら【迷ったときの結論】

    お金の学びとしてYouTubeを1本選ぶなら【迷ったときの結論】


    お金の勉強をしようと思ってYouTubeを開くと、大量のチャンネルが出てきます。

    投資系・節約系・副業系・高配当株系——情報が多すぎて「結局どれを見ればいいのか」と迷った経験がある人は多いと思います。

    自分もそうでした。


    きっかけはおすすめ動画だった

    保険やNISAについて調べていたとき、YouTubeのおすすめに両学長(リベラルアーツ大学)が出てきました。

    最初は「なんとなく」見始めた感じです。

    ただ見ていくうちに、インデックス投資の重要性がシンプルに整理されていて、わかりやすいと感じました。


    いろいろ見た末に行き着いた結論

    そこから他のチャンネルや本もいろいろ見ました。

    個別株・短期売買・高配当株・FX——さまざまな投資手法の情報があります。どれも面白い。

    ただ一周して行き着いた結論は、インデックス投資が一番再現性が高いということでした。

    理由はシンプルです。

    • 誰でもできる
    • 時間をかけなくていい
    • 続けやすい

    個別株やFXは知識とセンスと時間が必要です。サラリーマンが本業を持ちながら継続するには、難易度が高すぎる。

    いろいろ見て回ったからこそ、シンプルな方法に戻ってきた感じです。


    なぜ1本に絞る方がいいのか

    情報を増やしすぎると、迷います。

    チャンネルによって言っていることがバラバラになる。判断基準がブレる。結果として何も行動できなくなる。

    自分の経験から言うと、最初は1本に絞って基礎を固める方が圧倒的に早いです。


    具体的に何を見ればいいか

    お金の基礎として見るなら、リベラルアーツ大学(両学長)で十分だと思っています。

    • お金の基本的な考え方
    • 支出の管理
    • インデックス投資の仕組み

    このあたりが体系的にまとまっており、再現性が高い内容です。

    書籍なら「お金の大学」が有名ですが、これはまだお金の知識がない人向けだと感じています。20代で投資を始めたばかりの人や、保険やNISAを初めて学ぶ人には特におすすめです。すでにある程度知識がある人は、動画を見るだけで十分だと思います。


    基礎を固めた後は

    両学長で基礎を学んだ後は、他のチャンネルを「参考として見る」くらいがちょうどいいです。

    YouTubeのお金系チャンネルは、視聴数のために同じようなネタを繰り返す構造になっています。面白いものは面白い。エンタメとして見る分には全然いいと思っています。

    ただ、真に受けすぎると迷います。

    「○○万円達成」「今すぐやるべき投資」——見ていると何か見逃している気になる。でも冷静に考えると、結論はいつも同じです。

    インデックスを長期で積み立てる。それだけです。

    情報を追えば追うほど、本質から離れていく。これがYouTube投資情報の一番の罠だと思っています。

    基礎は1本で固めて、あとは淡々と続ける。

    これが結局、一番効率的だと感じています。


    まとめ

    • お金の情報は多すぎる。増やしすぎると迷って行動が止まる
    • 最初は1本に絞って基礎を固める方が早い
    • リベラルアーツ大学(両学長)は再現性が高くおすすめ
    • 書籍「お金の大学」はまだ知識がない人・若い人に特におすすめ
    • 基礎を固めたら、あとは淡々と続けるだけ

    お金の情報はこれからも増え続けます。でもすべてを追う必要はありません。

    必要なものだけ選んで、シンプルに続ける。それが一番現実的だと思っています。

  • 投資系YouTubeのジャンルと、勧誘のリアル——自分が実際に経験したこと

    投資系YouTubeのジャンルと、勧誘のリアル——自分が実際に経験したこと


    投資系YouTubeにはさまざまなジャンルがあります。教育型・銘柄分析型・不動産系——それぞれ役割が違います。

    ただこの記事では、ジャンルの整理よりも先に、自分が実際に経験した投資勧誘の話を書こうと思います。

    知識がない状態で接触すると、判断を誤る可能性があるからです。


    自分が経験した投資勧誘、3つのパターン

    ① 友達の紹介——新築ワンルームマンション

    20代の頃、友達の紹介で不動産投資の話を聞く機会がありました。

    都内・押上駅近の新築ワンルームマンションです。場所としては悪くない物件でした。

    当時の自分は「借金は悪」という考えが強く、ローンを組むこと自体に拒否感があって断りました。

    ただ今思い返すと、あのとき買っていたら利益が出ていた可能性はあります。都内駅近の新築ワンルームは、その後価格が上がったエリアも多い。紹介してくれた友達も、そこまで悪どい会社ではなかったと思っています。

    「借金は悪」という思い込みが、合理的な判断を邪魔した一例です。


    ② 会社への電話営業——完全に詐欺レベル

    会社に投資関連の電話営業がかかってきたことがあります。

    社内で注意喚起が出ていたので、対応はできていました。ただ話の内容は、詐欺に近いレベルのものでした。

    こういった電話は、企業のリストを買って片っ端にかけているケースが多いです。知識がない人が一人でも引っかかればいい、という構造です。


    ③ アパートへの直接訪問——これは別次元

    一人暮らしをしていた頃、アパートに直接訪問してきたケースがあります。

    最初は普通のトーンでしたが、断ると雰囲気が変わりました。しつこく帰らず、途中から脅し口調になりました。

    正直、怖かったです。

    ただ冷静に見ると、知識がない若い一人暮らしを狙って来ているのがわかりました。知識がない状態は、こういった人たちにとってのターゲットになりやすい。

    少しトラブルになりましたが、最終的には退去してもらいました。


    3つのパターンから見えること

    振り返ると、3つは全然別物です。

    パターン性質
    友達紹介のワンルーム物件自体は悪くなかった。判断の問題
    会社への電話営業詐欺レベル。関わらないのが正解
    アパートへの直接訪問完全に別次元。知識のない人を狙う

    一括りに「投資勧誘は怪しい」とは言えません。でも自分に知識がない状態では、判断できないということは確かです。


    投資系YouTubeのジャンルを知っておく意味

    こういった経験があるからこそ、投資情報のジャンルを整理しておくことが大事だと思っています。

    投資系YouTubeは大きく分けると以下のジャンルがあります。

    教育型(初心者向け):投資の基礎・家計管理・長期投資。両学長などが代表的。再現性が高く、まず見るべきジャンルです。

    FP・制度解説型:保険・税制・NISA・資産設計。比較的中立で長期視点の情報が多いです。

    銘柄・相場分析型:個別株・高配当株・相場予測。再生数が伸びやすい一方、再現性は低くなりやすいです。

    不動産・副業投資型:利回りを前面に出すことが多いジャンル。情報の見極めが特に重要です。


    YouTubeの収益構造を知っておく

    投資系YouTubeの収益は主に、広告収益・証券口座への送客・スクール販売・コミュニティ会員などです。

    つまりYouTubeは多くの場合、ビジネスへの入口として機能しています。

    面白い・わかりやすいコンテンツの裏に、収益化の設計があることを知った上で見るかどうかで、受け取り方が変わります。


    まとめ

    • 投資勧誘には「普通の紹介」から「完全な詐欺」まで幅がある
    • 知識がない状態はリスクになる。勧誘を見極める力が必要
    • 投資系YouTubeはジャンルによって役割が全然違う
    • 収益構造を知った上で、参考として使うのが現実的

    YouTubeは入口として使う。でも最終判断は自分でする。

    それが一番現実的な付き合い方だと思っています。

  • 「投資系YouTuberランキング【2026年版】信頼できるチャンネルを登録者数と客観データで整理」

    「投資系YouTuberランキング【2026年版】信頼できるチャンネルを登録者数と客観データで整理」


    お金の勉強をしようとYouTubeを開くと、たくさんのチャンネルが出てきます。

    「どれを見ればいいのか」と迷う人も多いと思います。

    この記事では、投資系YouTuberの登録者数と人気調査データを整理した上で、普通のサラリーマンが実際に見て感じたことを書いていきます。


    人気ランキング(調査ベース)

    投資経験者約1,000人を対象にした調査(2024年実施)では、参考にしている投資系YouTubeチャンネルとして以下の結果が出ています。

    順位チャンネル名回答率
    1位両学長 リベラルアーツ大学21.2%
    2位中田敦彦のYouTube大学20.5%
    3位BANK ACADEMY/バンクアカデミー15.5%

    出典:WeCapital株式会社「SNSで人気の投資家ランキング」調査(投資経験者1,008人対象)


    登録者数で見る影響力(2026年時点)

    チャンネル名登録者数(概算)
    両学長 リベラルアーツ大学約380万人
    中田敦彦のYouTube大学約549万人
    BANK ACADEMY/バンクアカデミー約90万人

    人気調査の順位と登録者数がほぼ一致しており、実際に多くの人に継続して視聴されているチャンネルと言えます。


    各チャンネルの特徴

    両学長 リベラルアーツ大学

    お金に関する5つの力(貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う)を体系的に解説するチャンネルです。顔出しなし、ライオンのキャラクターで解説するスタイルが特徴です。

    インデックス投資・高配当株・節税・保険など、資産形成の基礎全般を網羅しています。書籍「お金の大学」はベストセラーになっており、初心者の入口として最もおすすめできるチャンネルです。

    向いている人:お金の基礎をゼロから体系的に学びたい人


    中田敦彦のYouTube大学

    お笑い芸人・中田敦彦が運営する教養系チャンネルです。投資だけでなく、歴史・ビジネス・政治など幅広いジャンルを扱っています。

    エンタメ性が高く、難しいテーマでも引き込まれる構成が特徴です。投資の全体像を楽しく把握したい人に向いています。ただし2025年に多数の動画を非公開にするなど、チャンネルの方向性に変化もあります。

    向いている人:エンタメとして経済・投資の全体像を把握したい人


    BANK ACADEMY/バンクアカデミー

    新NISA・保険・クレジットカードなど、身近なお金の制度をわかりやすく解説するチャンネルです。初心者向けの内容が中心で、具体的な手順まで丁寧に説明しています。

    向いている人:NISAや保険など、具体的な制度の使い方を知りたい人


    実際に見て感じること

    ここからは個人的な感想です。

    どのチャンネルも、わかりやすくて参考になります。特に両学長は、自分がインデックス投資を理解するきっかけになったチャンネルです。

    ただ見ていて気づくのは、YouTubeは視聴数を稼ぐために同じようなネタを繰り返す構造になっているということです。「○○万円達成」「今すぐやるべき投資」——毎日のように似たタイトルが並びます。

    面白いものは面白い。エンタメとして見る分には全然いいと思っています。

    ただ真に受けすぎると迷います。

    いろいろ見て回った末に気づいたのは、結論はいつも同じだということです。インデックスを長期で積み立てる。それだけです。

    情報を追えば追うほど、本質から離れていく。これがYouTube投資情報の一番の罠だと思っています。


    まとめ

    • 人気・登録者数ともに「両学長」「中田敦彦」「バンクアカデミー」が上位
    • 基礎を学ぶなら両学長から始めるのが最もおすすめ
    • エンタメとして楽しむのはいいが、真に受けすぎると判断基準がブレる
    • 結論はシンプル。インデックスを長期で積み立てるだけ

    情報は参考にする。でも最終的な判断は自分でする。これが一番現実的な付き合い方だと思っています。

  • 40代サラリーマンの資産3000万円——リアルな内訳と生活の変化

    40代サラリーマンの資産3000万円——リアルな内訳と生活の変化


    「資産3000万円は最強」

    最近、こういう話をよく見かけます。

    でも実際のところどうなのか。

    自分自身も40代で資産3000万円を超えたので、今回は以下の3つで整理してみます。

    • 客観的な立ち位置
    • サラリーマンとしての強さ
    • 実際に持って感じたリアル

    【客観】資産3000万円の立ち位置

    まずは冷静に客観から。

    資産3000万円は、統計的にも上位層に入る水準と言われています。

    いわゆる「お金持ち」とまではいかないですが、余裕がある層には入るラインです。


    【客観】なぜ3000万円が”強い”と言われるのか

    よく言われる理由は3つあります。


    ① お金が働くフェーズに入る

    例えば年利5%で運用すると、年間150万円増える計算になります。

    昔は節約・貯金・我慢で積み上げていたお金が、資産が代わりに稼いでくれる状態になります。

    これはかなり大きな変化です。


    ② 生活防衛力が一気に上がる

    3000万円あれば、数年働かなくても生活できる。急な出費にも対応できる。

    リスク耐性が一気に上がります。


    ③ 心理的な余裕が生まれる

    よく言われるのが「1000万円は不安、3000万円で余裕」という感覚です。

    このラインを超えると、お金の不安がかなり減ると感じる人が多いです。


    【主観】実際に3000万円を持ってみて思うこと

    ここからは完全に個人的な感覚です。


    正直、お金持ちではない

    まずこれ。全然お金持ちではないです。

    仕事は普通に続けているし、生活も大きくは変わっていません。

    あくまで「ちょっと余裕がある普通の人」です。


    でも確実にラクになる

    一方で強く感じるのは、人生の難易度が下がるということです。

    • 無理に出世しなくていい
    • 嫌な仕事と距離を取れる
    • 焦って稼がなくていい

    「120%で働かなくていい」という感覚はかなり大きいです。


    お金の考え方が変わる

    ここが一番の変化でした。

    年150万円を自分で貯めるのは、正直かなり大変です。でも資産がそれを代わりにやってくれる。

    「自分が頑張る」から「お金に働いてもらう」へ。

    この感覚に変わると、お金との向き合い方が変わります。


    でも実は、あまりお金を使わない

    ここは意外なポイントです。

    年150万円増えるなら使おうと思うかもしれませんが、実際はあまり使いません。

    理由はシンプルで、節約・倹約の習慣が残っているからです。クーポン・セール・比較・衝動買いしない——こういう行動は変わりません。

    さらに40代になると、欲しいものが減って見栄もなくなっていきます。

    お金はあるけど使わない状態、というのが正直なところです。


    このフェーズで思うこと

    ここが一番伝えたいところです。

    無理に使う必要はない。

    大事なのは今の生活を崩さず、無理をせず、続けることだと思っています。

    「増やす」から「守る」へ——自分はそのフェーズに入ったと感じています。


    結論:サラリーマン資産3000万円は最強なのか

    結論です。

    お金持ちではない。でも人生はかなりラクになる。

    そして一番大きいのは、頑張りすぎなくていい状態になれることです。

    これが「サラリーマン資産3000万円=最強説」の正体だと思っています。


    最後に

    特別なことはしていません。コツコツ積み上げただけです。

    だからこそ、再現性はあると思っています。

    無理せず、やめずに続ける。それが一番現実的な資産形成だと思います。

  • 【貯金できない理由⑤】100点を目指さなくていい——固定費を整えれば自然とお金は残る

    【貯金できない理由⑤】100点を目指さなくていい——固定費を整えれば自然とお金は残る


    このシリーズでは、なぜ多くの人は貯金できないのかというテーマで、家・車・保険について書いてきました。

    最終回は、自分自身の話を正直に書こうと思います。


    年収の高い友達を見て、憧れた

    20代〜30代の頃、年収の高い友達が車を買ったり、家を買ったりするのを見て、正直憧れました。

    若いうちはそういうものだと思います。「いいな」と思うのは普通の感覚です。

    でも自分は結局、使いませんでした。

    理由は2つあります。節約思考・貯金思考が染み付いていたこと。そして当時は「借金は悪」という考えが強かったことです。


    借金は悪、という考えだった

    若い頃は、借金に対してかなり否定的でした。

    ローンを組むこと自体が怖かった。だから車も家も、できる限り先送りにしていた部分があります。

    今思うと、この感覚は半分正解で半分は違うと思っています。


    良い借金と悪い借金の区別

    40代になって気づいたのは、借金には「良い借金」と「悪い借金」があるということです。

    悪い借金は、消費のための借金です。リボ払い・高金利のカードローン・生活費のための借り入れ。これらは資産を削るだけです。

    良い借金は、資産を守りながら低金利で使う借金です。住宅ローン・低金利のマイカーローンなど。手元の資産を温存しながら、必要なものを手に入れる手段として使えます。

    若い頃は「借金=悪」と一括りにしていましたが、今は目的と金利で判断するようになりました。


    本当に必要なものにはお金を使う

    もう一つ変わったことがあります。

    以前は節約・倹約が目的になっていた部分がありました。でも今は違います。

    本当に必要なものには、ちゃんとお金を使う。

    家族との時間、子どもの教育、健康——こういうものにはお金を惜しまない。でもそれ以外は身の丈に合った生活を続ける。

    このバランスが、今の自分の考え方です。


    収入ではなく資産残高で生活水準を決める

    シリーズを通じて伝えたかったことは、一つです。

    生活水準は収入ではなく、資産残高で決める。

    収入が上がったから家を買う、車を買う、保険を増やす——このパターンが、お金が貯まらない一番の理由だと思っています。

    収入は変動します。でも資産は、自分が積み上げてきたものです。

    資産残高を基準にすると、生活の判断がブレにくくなります。そして資産が増えると、人生の自由度が上がります。


    100点を目指さなくていい

    一つ、正直に言います。

    自分も完璧にできているわけではありません。このシリーズで書いた「合理的な方法」を、すべて実践できているかというと、そうでもない。

    それでいいと思っています。

    大事なのは、合理的な方法を知っておくことです。

    知っているだけで、選択が変わります。知らないまま損し続けるのと、知った上でできる範囲でやるのでは、長期的に大きな差が出ます。

    お金があれば使ってしまう人もいます。保険の積立すらできない人もいます。それが現実です。

    でも「良い借金と悪い借金の違い」を知っていれば、リボ払いを避けられる。「固定費が資産形成の敵」と知っていれば、背伸びした家を買わずに済む。

    100点じゃなくていい。ただ、知っておくことが武器になります。


    まとめ

    • 家・車・保険の固定費が高すぎると、収入が増えてもお金は残らない
    • 収入ではなく資産残高を基準に生活水準を決める
    • 借金は「良い借金・悪い借金」で判断する
    • 本当に必要なものにはお金を使い、それ以外は身の丈に合った生活を続ける
    • 100点を目指さなくていい。合理的な方法を知っておくだけで選択が変わる

    憧れはあった。でも結局、コツコツ積み上げてきただけです。

    特別なことは何もしていません。それでも気づいたら、資産は3,000万円を超えていました。

    再現性はあると思っています。

  • 【貯金できない理由④】保険の入りすぎが家計を圧迫する——掛け捨てで十分な理由


    前回は車について書きました。

    車は10年で700万円近くかかる可能性があり、資産残高を基準に判断することが大事という話でした。

    今回は保険です。


    実は自分も、完璧ではない

    最初に正直に書きます。

    「若いうちは掛け捨てで十分」と思っています。頭では理解しています。

    でも実際は、今も変額保険に入っています。

    理由はシンプルで、血圧が高くて乗り換えられないからです。健康状態の問題で、今から掛け捨てに切り替えようとすると審査が通らない可能性がある。

    わかっているのにできない——これが保険の怖いところでもあります。

    だからこそ、若いうちに見直しておくことが本当に大事だと思っています。


    保険あるある

    保険にはよくあるパターンがあります。

    自分も経験があります。合コンで知り合った女性と後日会ったら、保険の営業でした。

    笑い話のようですが、実際によくある話です。

    最近は営業スタイルも変わってきて、SNS・マネーセミナー・無料FP相談などから保険の提案を受けることも多いようです。それだけ営業が強い業界です。


    日本人は保険に入りすぎ

    日本は世界でも保険加入率が高い国と言われています。

    毎月の保険料が2万・3万・4万円という家庭も珍しくありません。年間30万円以上、それが30年続くと約900万円になります。

    かなり大きなお金です。


    保険の良いところも正直に書く

    ただ保険を全否定するつもりはありません。

    貯金・積立が苦手な人にとっては、強制的にお金が引かれる仕組みとして機能することがあります。半強制的な貯金として使っている人もいます。

    価値観の問題でもあるので、一概に「やめろ」とは言えません。


    ただ、保険は投資ではない

    ここだけは押さえておきたいところです。

    保険は投資ではありません。あくまでリスク対策です。資産を増やすものではなく、万が一に備えるものです。

    貯蓄型・変額保険などは「増える」という説明がありますが、同じお金をインデックス投資に回した場合と比べると、多くのケースで見劣りします。

    だからこそ、保障と資産形成は分けて考えるというのが基本だと思っています。


    若いうちは掛け捨てで十分

    若いうちは収入・生活環境・家族構成がすべて変わりやすい時期です。

    高い保険に入るより、掛け捨ての定期保険で必要最低限にしておく方が合理的です。

    そして余ったお金をNISAやiDeCoに回す。これが再現性の高い選択だと思っています。

    自分はNISAとiDeCoを続けています。保険は今の状況では乗り換えられないので、せめて資産形成の部分でカバーしている感じです。


    家族に残すもの

    少し話が変わりますが、保険を考えるときに自分がいつも思うことがあります。

    万が一のとき、お金を残すことも大事です。でもそれ以上に大事なのは、お金との付き合い方を家族に伝えておくことだと思っています。

    奥さんとはお金の話をしています。ただ正直、完全には理解されていないのが現状です。貯金・節約・スーパーの半額セールを狙う——それも一つの価値観で、否定するつもりはありません。

    ただNISAとiDeCoは自分が代わりに設定してあげています。理解されなくても、仕組みだけは作っておく。それが今できることだと思っています。

    配偶者が家計管理・資産管理・投資を理解していれば、万が一のときでも人生は立て直せます。お金そのものより、お金の生き方を残すことが大事だと思っています。


    まとめ

    • 日本人は保険に入りすぎている傾向がある
    • 若いうちは掛け捨てで最低限にしておく方が合理的
    • 保険は投資ではなくリスク対策。保障と資産形成は分けて考える
    • わかっていてもできないことがある。だからこそ若いうちに動くことが大事
    • お金だけでなく、お金との付き合い方を家族に伝えておく

    完璧にできているわけではありません。でもわかっていることを少しずつ実行する。それが現実的な資産形成だと思っています。


    次回:なぜ多くの人は貯金できないのか⑤ まとめ編

  • 【貯金できない理由③】車は10年で700万円かかる——固定費として見直すべき話


    前回は家について書きました。

    住宅費は人生で一番大きな固定費になりやすく、収入ではなく資産残高を基準に決めることが大事という話でした。

    今回は車です。


    車は買った瞬間から大きな固定費になる

    車は便利です。でも持った瞬間から、かなりの固定費がかかり始めます。

    • 車両代
    • 保険
    • ガソリン
    • 駐車場
    • 車検・税金

    これらが毎年続きます。家と同じくらい、家計に影響する支出です。


    10年所有するといくらかかるか

    国産ミニバンを10年所有した場合をざっくり計算してみます。

    項目費用(概算)
    車両代約350万円
    駐車場(月1万×10年)約120万円
    保険(年6万×10年)約60万円
    ガソリン約60万円以下
    車検・メンテナンス約50万円
    税金約40万円
    合計約680万円

    10年で700万円近くかかる可能性があります。


    車を持たない選択の価値

    もし10年間車を持たなかった場合、この700万円近くを貯金・投資・教育費などに使えます。

    700万円を年利5%で10年運用すると、約1,140万円になります。

    車を持つか、資産1,000万円に近づくか——そのくらいの差が出る可能性があります。

    だから自分は37歳まで車を持ちませんでした。資産がある程度貯まるまでは、固定費を増やしたくなかったからです。


    一括か、ローンか

    車を買うときによく議論になるのが、一括かローンかです。

    自分の考えはシンプルで、資産残高で判断するということです。

    お金が余っているなら一括が合理的です。ただし、貯金や投資を削ってまで一括にする必要はありません。

    大事なのは資産残高を維持すること。貯金・投資を崩してまで一括にするくらいなら、低金利のローンを使いながら資産を守る方が合理的です。

    自分の場合は100万円だけローンを組み(金利1.5%)、手元にお金があったので1年後に返済しました。投資に回すわけでもないお金なら、金利を払い続ける意味がなかったからです。


    車も資産残高で決める

    家と同じで、車も「収入が増えたから買う」ではなく「資産に余裕ができたから買う」という順番が大事です。

    収入は上がることもあれば下がることもあります。でも資産は自分が積み上げてきたものです。資産残高を基準にすると、判断がブレにくくなります。


    まとめ

    • 車は10年で700万円近くかかる可能性がある
    • 資産が貯まるまでは持たない選択も合理的
    • 一括かローンかは資産残高で判断する
    • 貯金・投資を削ってまで一括にする必要はない
    • 収入ではなく資産残高を基準に決める

    次回:なぜ多くの人は貯金できないのか④ 保険編

  • 【貯金できない理由②】家の選び方で差がつく——収入ではなく資産残高で決めるべき理由


    前回は、貯金できない理由の多くが固定費にあるという話を書きました。

    その固定費の中で、一番大きいのが家です。


    結論:収入ではなく資産残高で家を決める

    多くの人がお金を貯められない理由は、資産ではなく収入で住む家を決めてしまうことだと思っています。

    収入が上がると、それに合わせて家のグレードも上げてしまう。住宅費がどんどん上がり、固定費が増えていく。その結果、お金がなかなか残らない家計になります。


    家は人生で一番大きな支出

    家賃・住宅ローン・管理費・修繕費——毎月かなりの金額が出ていきます。それが30年・40年続くこともあります。

    住宅費が高すぎると、それだけで家計はかなり厳しくなります。


    営業マンは家を売るプロ

    よくあるのが、収入に対して少し背伸びした家を買ってしまうパターンです。

    営業マンは家を売るプロです。言葉巧みに話を進められると、ついその気になります。

    「これくらいなら払えますよ」「将来の資産になります」——こういった言葉は、買う側の判断を曇らせます。


    自分の場合:最初は団地だった

    結婚してから最初は団地に住みました。

    外観はかなり古かったですが、内装はリフォームされていて意外と快適でした。昭和の雰囲気があって、個人的には結構好きでした。家賃は管理費込みで月6万円くらいです。

    エレベーターがなく3階だったので、荷物を運ぶのは少し大変でした。ベビーカーの時期は正直しんどかった。ただ、おうちコープを活用したり、階段は健康のための運動だと割り切っていました。

    駅から少し遠かったですが、大型スーパー・ドラッグストア・公園が近くにあり、生活環境は意外と良かったです。バスの本数も多く、不便はあまり感じませんでした。

    住めば都、というのは本当だと思います。


    団地を探していて気づいたこと

    当時、団地をいくつか見に行きました。そのときに面白い話を聞きました。

    駅近の団地はリフォームしていなくても人が集まる。でも駅から遠い団地は、部屋の環境が良くないと人が集まらない。だからリフォームして差別化している——という話でした。

    不動産も結局、需要と供給なんだなと思いました。


    今の家:正直、背伸び感はあった

    その後、資産が1,000万円を超えたタイミングで今のマンションを購入しました。

    価格は4,000万円台。正直、当時は少し背伸び感がありました。

    でも買ってよかったと思っています。家を買った時の高揚感は今でも覚えています。生活が充実したし、家族との時間も変わりました。

    現在のローンは月約8万円。修繕費・管理費・駐車場を含めると月11万円くらいです。


    背伸びしたけど後悔していない理由

    背伸び感があったと書きましたが、後悔はしていません。

    理由は、資産残高を見た上で決断したからです。

    収入が上がったから買ったのではなく、資産がある程度積み上がってから買った。この順番が大事だったと思っています。

    収入は上がることもあれば下がることもあります。でも資産は自分が積み上げてきたものです。資産残高を基準に判断すると、背伸びの「程度」がわかります。


    住宅費が低いと、人生の自由度が上がる

    団地時代の月6万円と、今の月11万円。差額は月5万円、年間60万円です。

    この差額を投資に回せていた期間が、今の資産形成の土台になっています。

    住宅費が低いと、貯金ができる・投資ができる・旅行にも行ける。逆に高すぎると、人生の自由度がかなり下がります。


    まとめ

    • 家は人生で一番大きな固定費になりやすい
    • 収入ではなく資産残高を基準に家を決める
    • 営業に流されず、自分の資産状況で判断することが大事
    • 背伸びするなら、資産残高を見た上で決断する
    • 住宅費を抑えた期間が、資産形成の土台になる

    次回:なぜ多くの人は貯金できないのか③ 車編

  • 【貯金できない理由①】固定費が原因だった——家・車・保険で年間360万円が消える話

    【貯金できない理由①】固定費が原因だった——家・車・保険で年間360万円が消える話


    結論:貯金できない理由は浪費ではなく固定費

    多くの人がお金を貯められない理由は、固定費が高いことだと思っています。

    特に大きいのがこの3つです。

    • 保険

    これらは一度決めてしまうと、簡単には変えられません。毎月、自動的にお金が出ていく仕組みになります。


    「無駄遣いしているから貯金できない」は違う

    よく「無駄遣いをしているから貯金できない」と言われます。

    でも実際は、普通に働いて普通に生活している人でも、お金が貯まらないケースはたくさんあります。

    外食を減らしても、コンビニをやめても、なぜかお金が残らない。その正体は多くの場合、固定費です。


    固定費は「静かに」家計を削る

    固定費の怖いところは、意識しなくても毎月出ていくことです。

    家賃・住宅ローン・車の維持費・保険料——一つひとつは「普通の金額」に見えます。でも合計すると、かなりの金額になります。

    自分の場合、妻と子ども2人の4人家族で、固定費を全部合計すると月30万円近くになります。

    内訳はざっくりこんな感じです。

    項目月額(概算)
    家(ローン・管理費・修繕費など)約12万円
    車(保険・税金・ガソリンなど)約3万円
    保険(夫婦合計)約6万円
    光熱費など生活固定費約9万円
    合計約30万円

    年間360万円。これが毎年自動的に出ていきます。

    ちなみに保険は払いすぎている感覚があります。掛け捨てに切り替えれば月2万円程度で済むので、差額だけで年間約48万円。これが保険の怖いところです。

    収入が上がっても、この固定費が高いままだとお金は残りません。逆に言うと、固定費を抑えられた期間が、そのまま資産形成の土台になります。


    自分がやってきたこと

    自分は37歳まで車を持っていませんでした。結婚してから最初は団地に住み、家賃は管理費込みで月6万円でした。保険も若い頃は無駄に払っていた部分があり、後から見直しました。

    特別なことは何もしていません。ただ固定費を意識して、身の丈に合った選択を続けてきただけです。


    固定費を下げるとお金は残る

    収入を増やすのは簡単ではありません。でも固定費は、知識があれば見直せます。

    固定費が低いと、自然とお金が残るようになります。

    このシリーズでは、家・車・保険それぞれについて、自分のリアルな経験をもとに書いていきます。


    次回:なぜ多くの人は貯金できないのか② 家編

  • 壊れる人のパターンを見てきた。自分が避けていること。

    40代になって分かった。

    成功より大事なのは、壊れないこと。

    会社でも、投資でも、家庭でも。

    壊れる人には、だいたい同じパターンがある。

    派手な失敗じゃない。

    設計ミスだ。


    1. 収入を信用しすぎる

    今の給料が続く前提で生活を組む。

    ボーナス前提。

    昇給前提。

    会社は安泰前提。

    固定費を上げる。

    家。

    車。

    教育費。

    習い事。

    生活水準は一度上げると、下げられない。

    収入は変動する。

    固定費は動かない。

    このズレが、静かに首を絞める。

    これが一番怖い。


    2. 出世一点集中

    出世に全力投球。

    評価に振り回される。

    政治に巻き込まれる。

    上司のご機嫌を取る。

    でも席は限られている。

    期待値は低い。

    しかも再現性がない。

    努力=結果ではないゲームに、

    時間とメンタルを投入する。

    これは投資として合理的じゃない。

    むしろ、

    気にしていない人のほうが結果的に評価が上がることすらある。

    過集中はリスクだ。


    3. 副業で燃え尽きる

    平日は激務。

    土日は副業。

    睡眠不足。

    3ヶ月で消える人を何人も見た。

    副業は資本形成の手段。

    生活を壊してまでやるものじゃない。

    レバレッジをかける前に、

    基礎体力が削れていたら意味がない。


    4. 他人と比較し続ける

    SNS。

    YouTube。

    FIRE。

    見れば見るほど焦る。

    でも比較している相手は、だいたい上位1%。

    平均と戦っていない。

    競技を間違えている。

    自分の土俵で、

    自分のペースで積めばいいのに。

    比較はメンタルを削る装置だ。


    5. 健康を後回しにする

    これが一番多い。

    睡眠不足。

    慢性的ストレス。

    運動不足。

    お金は時間で取り戻せる。

    健康は、戻らない。

    壊れる人の多くは、最後にここで止まる。


    結論

    壊れる人は、

    無理をしている。

    焦っている。

    一点に賭けている。

    自分が避けているのは、

    依存。

    過集中。

    睡眠不足。

    この3つを避けるだけで、破綻確率は大きく下がる。

    勝ちに行かなくていい。

    崩れなければいい。

    それだけで、人生の期待値は上がる。