前回は車について書きました。
車は10年で700万円近くかかる可能性があり、資産残高を基準に判断することが大事という話でした。
今回は保険です。
実は自分も、完璧ではない
最初に正直に書きます。
「若いうちは掛け捨てで十分」と思っています。頭では理解しています。
でも実際は、今も変額保険に入っています。
理由はシンプルで、血圧が高くて乗り換えられないからです。健康状態の問題で、今から掛け捨てに切り替えようとすると審査が通らない可能性がある。
わかっているのにできない——これが保険の怖いところでもあります。
だからこそ、若いうちに見直しておくことが本当に大事だと思っています。
保険あるある
保険にはよくあるパターンがあります。
自分も経験があります。合コンで知り合った女性と後日会ったら、保険の営業でした。
笑い話のようですが、実際によくある話です。
最近は営業スタイルも変わってきて、SNS・マネーセミナー・無料FP相談などから保険の提案を受けることも多いようです。それだけ営業が強い業界です。
日本人は保険に入りすぎ
日本は世界でも保険加入率が高い国と言われています。
毎月の保険料が2万・3万・4万円という家庭も珍しくありません。年間30万円以上、それが30年続くと約900万円になります。
かなり大きなお金です。
保険の良いところも正直に書く
ただ保険を全否定するつもりはありません。
貯金・積立が苦手な人にとっては、強制的にお金が引かれる仕組みとして機能することがあります。半強制的な貯金として使っている人もいます。
価値観の問題でもあるので、一概に「やめろ」とは言えません。
ただ、保険は投資ではない
ここだけは押さえておきたいところです。
保険は投資ではありません。あくまでリスク対策です。資産を増やすものではなく、万が一に備えるものです。
貯蓄型・変額保険などは「増える」という説明がありますが、同じお金をインデックス投資に回した場合と比べると、多くのケースで見劣りします。
だからこそ、保障と資産形成は分けて考えるというのが基本だと思っています。
若いうちは掛け捨てで十分
若いうちは収入・生活環境・家族構成がすべて変わりやすい時期です。
高い保険に入るより、掛け捨ての定期保険で必要最低限にしておく方が合理的です。
そして余ったお金をNISAやiDeCoに回す。これが再現性の高い選択だと思っています。
自分はNISAとiDeCoを続けています。保険は今の状況では乗り換えられないので、せめて資産形成の部分でカバーしている感じです。
家族に残すもの
少し話が変わりますが、保険を考えるときに自分がいつも思うことがあります。
万が一のとき、お金を残すことも大事です。でもそれ以上に大事なのは、お金との付き合い方を家族に伝えておくことだと思っています。
奥さんとはお金の話をしています。ただ正直、完全には理解されていないのが現状です。貯金・節約・スーパーの半額セールを狙う——それも一つの価値観で、否定するつもりはありません。
ただNISAとiDeCoは自分が代わりに設定してあげています。理解されなくても、仕組みだけは作っておく。それが今できることだと思っています。
配偶者が家計管理・資産管理・投資を理解していれば、万が一のときでも人生は立て直せます。お金そのものより、お金の生き方を残すことが大事だと思っています。
まとめ
- 日本人は保険に入りすぎている傾向がある
- 若いうちは掛け捨てで最低限にしておく方が合理的
- 保険は投資ではなくリスク対策。保障と資産形成は分けて考える
- わかっていてもできないことがある。だからこそ若いうちに動くことが大事
- お金だけでなく、お金との付き合い方を家族に伝えておく
完璧にできているわけではありません。でもわかっていることを少しずつ実行する。それが現実的な資産形成だと思っています。
次回:なぜ多くの人は貯金できないのか⑤ まとめ編