湘南在住の40代サラリーマン。
壊れない働き方と、ゆるい資産形成の記録を書いてます。

お金の罠シリーズ⑦ サブスクの罠編——気づかないうちに増える固定費


前回は不動産投資について書きました。

今回はサブスクです。

住宅・車・保険と比べると一つひとつの金額は小さいです。でもサブスクには、小さいからこそ見落とされやすい罠があります。


正直に言います——自分も使っていないサブスクがある

ネットフリックスに入っています。

ただ、ほとんど見る時間がないです。

ジムも契約しています。こちらもほとんど行っていない。

整体の月額コースにも入っています。結構な金額です。ただ冷静に考えると、整体は「不調を直すきっかけ」として使うものだと思っています。毎月通い続けることで根本的に解決するかというと、そうでもない。でも一度入ると、なんとなく続けてしまう。

40代・課長・子ども2人——平日は仕事で帰りが遅く、休日は家族との時間。気づいたら全然使えていない。でも毎月自動で引き落とされています。

「使っていないのに払い続けている」——これがサブスクの一番の罠です。


サブスクが増えた時代

最近はサブスクと呼ばれる月額サービスが本当に増えました。

  • 動画配信(Netflix・Amazon Prime・Disney+)
  • 音楽配信(Spotify・Apple Music)
  • クラウドサービス(iCloud・Google One)
  • AIツール(ChatGPTなど)
  • フィットネス・ジム
  • アプリ・ソフトウェア

一つひとつは月500円〜2,000円程度です。「このくらいならいいか」と思って契約しやすい。でもいくつも重なると、気づかないうちに月1万円を超えることもあります。年間12万円です。


サブスクが「やめにくい」理由

サブスクが厄介なのは、やめにくい構造になっていることです。

毎月自動引き落とし——意識しないと気づかない。クレジットカードの明細を細かく見ない人は、払っていること自体を忘れます。

「いつでも解約できる」という安心感——「いつでも解約できるから」と思って入る。でもその「いつか」が来ない。

サンクコスト効果——「もったいないから使わなきゃ」と思い続けて、使わないまま払い続ける。


自分が見直すべき基準

すべてのサブスクが悪いわけではありません。

仕事の効率が上がるもの、毎日使っているもの、生活に欠かせないもの——これらはむしろ価値があります。

問題は**「なんとなく払っているサブスク」**です。

特に気をつけたいのが「安いから・見るかも・行くかも」で入るパターンです。月500円だから、と思って入る。でも「見るかも」「行くかも」は結局来ない。使わないまま払い続けるだけです。

見直しの基準はシンプルです。

  • 先月、実際に使ったか
  • 解約したら困るか
  • 同じ金額を別のことに使った方が価値があるか

この3つで判断すると、意外と整理できます。


保守契約・延長保証も同じ発想

サブスクと同じ構造で見落とされがちなのが、家電の保守契約や延長保証です。

「万が一のために」と思って入りますが、冷静に考えると家電はほとんど壊れません。壊れたときに修理代を払う方が、長期的にはコスパが良いケースが多いです。

毎年払い続ける保守料を合計すると、修理代を超えることもあります。

「安心を買う」のか「コストを払い続ける」のか——判断軸を持っておくことが大事だと思っています。


固定費としての影響

住宅・車・保険——このシリーズで書いてきた固定費に加えて、サブスクも現代の固定費の一つです。

一つひとつは小さくても、合計すると家計の自由度を下げます。

固定費は一度増えると減らしにくいのが怖いところです。サブスクは比較的解約しやすいので、定期的に見直す習慣を作るだけで対応できます。

年に一度、クレジットカードの引き落とし明細を全部確認する。それだけで、使っていないサブスクが見つかることが多いです。


自分が実際にやめたこと

書きながら気づいて、実際に整理しました。

ジム:解約しました。毎月払うより、生活の中に運動を取り入れる方が合理的だと判断しました。通勤の歩き方を変える、エレベーターを使わない——お金をかけなくても運動はできます。

ネットフリックス:解約して、見たいものがあるときだけ単月で契約する形に変えました。「見放題だから見なきゃ」というプレッシャーもなくなって、むしろすっきりしました。

整体の月額コース:解約しました。整体は不調を直すきっかけとして使うもので、毎月通い続けるものじゃないと判断しました。今は仕事中にストレッチを取り入れるなど、生活改善で対応しています。

数百円のサービスも含めて、必要なもの以外はやめました。

一つひとつは小さい金額でも、「使っていないのに払う」という状態を放置しないことが大事だと思っています。


水もサブスクになっている

最近気になるのが、水のサブスクです。

ウォーターサーバー・浄水器・カード型浄水器——いろんな形で「毎月払う水」が増えています。

ただ正直なところ、水道水との違いはほぼわからないです。日本の水道水は品質が高い。気分の問題というのが本音です。

もちろん子どもがいる家庭や、水質が気になる人には意味があります。でも「なんとなく体に良さそう」という感覚だけで毎月払い続けるのは、見直す余地があるかもしれません。


サブスクで世の中が満ち溢れてきている

気づけば、あらゆるものがサブスク化されています。

動画・音楽・アプリ・AI・フィットネス・整体・水——生活のあらゆる場面に月額課金が入り込んでいます。

一つひとつは小さい。でも全部合わせると、気づかないうちに大きな固定費になっている。これがサブスク時代の罠だと思っています。

便利なものは使えばいい。ただ「使っていないのに払い続ける」状態に定期的に気づくことが大事です。

まとめ

  • サブスクは一つひとつは小さくても、重なると大きな固定費になる
  • 「安いから・見るかも・行くかも」で入るのをやめる
  • 保守契約・延長保証も同じ発想で見直す価値がある
  • 水のサブスクも「気分の問題」なら見直し余地がある
  • 年に一度、引き落とし明細を全部確認するだけで十分

お金の罠シリーズを終えて

このシリーズでは、普通のサラリーマンが気をつけたいお金の仕組みについて書いてきました。

  • ① リボ払い——知らないと一生損し続ける仕組み
  • ② ボーナス払い——先延ばしにすぎない
  • ③ 分割払い——「月々○○円」の魔法
  • ④ 車ローン——固定費としての影響
  • ⑤ 住宅ローン——変動か固定か
  • ⑥ 不動産投資——良い物件は不動産会社が買う
  • ⑦ サブスク——気づかないうちに増える固定費

共通しているのは一つです。

仕組みを理解しているかどうかで、判断が変わる。

難しい知識は必要ありません。「これはどういう仕組みか」を一度考えるだけで、多くの罠は避けられます。

100点を目指さなくていい。ただ知っておくことが武器になります。