石油価格が上がっています。
エネルギーコストが上がれば、食料・輸送・製造——あらゆるものへの価格転嫁が起きます。物価上昇は避けられない流れです。
一方で収入はすぐには増えません。給料が上がるのは物価上昇より遅い。これは多くの人が実感していることだと思います。
環境のせいにしても、誰も助けてくれない
「物価が上がって生活が苦しい」——それは事実です。
でも環境のせいにしていても、誰も自分の生活満足度を上げてくれません。
政府が助けてくれるかもしれない。でも限界があります。会社が給料を上げてくれるかもしれない。でもタイムラグがあります。
結局、自分で長期的にお金と向き合っていくしかないというのが現実だと思っています。
若いうちは苦労する。でもその分40代で余裕が生まれる
若いうちにお金と向き合うのは、正直しんどいです。
収入が少ない中で節約して、固定費を抑えて、コツコツ積み立てる。楽しいことを我慢することもある。周りが車を買ったり、旅行に行ったりするのを横目に見ながら、地味に続けていく。
ただその積み重ねが、40代で効いてきます。
資産に余裕が生まれると、人生の幅が広がります。無理して働かなくていい。嫌な仕事を断れる。転職を焦らなくていい。お金のために動かなくていい。
「若いうちの苦労は買ってでもせよ」という言葉がありますが、お金に関しては本当にそうだと思っています。20代・30代に積み上げたものが、40代以降の選択肢を作ります。
資産があると、生活の選択肢が変わる
少し具体的な話をします。
周りを見ていると「生活が苦しい」「お金が足りない」という話をよく聞きます。
一方で自分たちは、海外旅行に行けます。車も好きなものに乗れます。子どもの教育についても私立を検討できます。
収入が特別高いわけではありません。ただ資産があるから心に余裕が生まれるのだと思っています。
資産があると、たとえ収入が途切れても生活できます。好きなときに好きなことができる。この安心感は、収入だけでは得られないものです。
現金はインフレ負けする
ただ資産を持つといっても、現金だけでは不十分です。
インフレが続く環境では、現金の実質的な価値は目減りしていきます。銀行に預けているだけでは、物価上昇に負けてしまう。
だからこそ運用が必要になります。
自分は保守的な性格なので、現金は多めに持っています。ただその上で、インデックス投資をドルコスト平均法で淡々と続けています。
株価が上がっても下がっても気にしない。毎月決まった額を積み立てるだけ。これが自分には合っています。
物価が上がり続ける時代に、自分でできることを考える
一つ視点を変えると、物価上昇は資産形成をしている人にとって悪い話ではありません。
インデックス投資はインフレに強いです。物価が上がれば企業の売上も上がる。株価もそれに連動します。長期で積み立てていれば、インフレの恩恵を受けられます。
住宅ローンも同じです。インフレが進めば借金の実質的な価値は目減りします。低金利で借り続けることは、インフレ環境では合理的な選択になります。
物価上昇を怖いと感じるのは、現金だけを持っている人です。資産を運用している人にとっては、インフレは必ずしも敵ではありません。
ただ、健康が一番とも思う
ここまでお金の話を書いてきましたが、正直に言うと健康が一番だとも思っています。
資産が3,000万円あっても、体を壊したら意味がない。家族が元気でいることが、何より大事です。
お金は手段です。目的は生活満足度を上げること、家族と過ごす時間を守ること。
若いうちに無理しすぎて体を壊すのは本末転倒です。コツコツ続けることが大事なのは、お金だけでなく健康も同じだと思っています。
ただ若いうちにしかできないことがある
一つ補足したいことがあります。
「若いうちは節約してコツコツ積み立てろ」と書いてきましたが、それだけではないと思っています。
若いうちにしかできないことがあります。体力がある、時間がある、経験が新鮮に刺さる——この時期は二度と来ません。
旅行・挑戦・経験——こういうものにはお金を使うべきだと思っています。これは散財ではなく、自分への投資です。
ただし散財はするなということです。
見栄のための買い物、なんとなくの飲み会、使わないサブスク——これらは人生の満足度を上げません。
若いうちの経験にはお金を使う。でも無駄な散財はしない。その上で投資を続ける。
この3つのバランスが、長期的に生活満足度を上げる一番の方法だと思っています。
まとめ
- 物価上昇は避けられない。でも環境のせいにしても誰も助けてくれない
- 自分で長期的にお金と向き合っていくしかない
- 若いうちの苦労が、40代の余裕と人生の幅につながる
- インフレは資産運用をしている人には必ずしも敵ではない
- ただし健康が一番。お金は手段、目的は生活満足度
物価が上がる時代だからこそ、お金と向き合うことの重要性が増しています。
難しいことはしなくていいです。固定費を抑えて、インデックスを積み立てて、続ける。それだけで、10年後・20年後は全然違う景色になると思っています。
