湘南在住の40代サラリーマン。
壊れない働き方と、ゆるい資産形成の記録を書いてます。

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  • 【貯金できない理由⑤】100点を目指さなくていい——固定費を整えれば自然とお金は残る

    【貯金できない理由⑤】100点を目指さなくていい——固定費を整えれば自然とお金は残る


    このシリーズでは、なぜ多くの人は貯金できないのかというテーマで、家・車・保険について書いてきました。

    最終回は、自分自身の話を正直に書こうと思います。


    年収の高い友達を見て、憧れた

    20代〜30代の頃、年収の高い友達が車を買ったり、家を買ったりするのを見て、正直憧れました。

    若いうちはそういうものだと思います。「いいな」と思うのは普通の感覚です。

    でも自分は結局、使いませんでした。

    理由は2つあります。節約思考・貯金思考が染み付いていたこと。そして当時は「借金は悪」という考えが強かったことです。


    借金は悪、という考えだった

    若い頃は、借金に対してかなり否定的でした。

    ローンを組むこと自体が怖かった。だから車も家も、できる限り先送りにしていた部分があります。

    今思うと、この感覚は半分正解で半分は違うと思っています。


    良い借金と悪い借金の区別

    40代になって気づいたのは、借金には「良い借金」と「悪い借金」があるということです。

    悪い借金は、消費のための借金です。リボ払い・高金利のカードローン・生活費のための借り入れ。これらは資産を削るだけです。

    良い借金は、資産を守りながら低金利で使う借金です。住宅ローン・低金利のマイカーローンなど。手元の資産を温存しながら、必要なものを手に入れる手段として使えます。

    若い頃は「借金=悪」と一括りにしていましたが、今は目的と金利で判断するようになりました。


    本当に必要なものにはお金を使う

    もう一つ変わったことがあります。

    以前は節約・倹約が目的になっていた部分がありました。でも今は違います。

    本当に必要なものには、ちゃんとお金を使う。

    家族との時間、子どもの教育、健康——こういうものにはお金を惜しまない。でもそれ以外は身の丈に合った生活を続ける。

    このバランスが、今の自分の考え方です。


    収入ではなく資産残高で生活水準を決める

    シリーズを通じて伝えたかったことは、一つです。

    生活水準は収入ではなく、資産残高で決める。

    収入が上がったから家を買う、車を買う、保険を増やす——このパターンが、お金が貯まらない一番の理由だと思っています。

    収入は変動します。でも資産は、自分が積み上げてきたものです。

    資産残高を基準にすると、生活の判断がブレにくくなります。そして資産が増えると、人生の自由度が上がります。


    100点を目指さなくていい

    一つ、正直に言います。

    自分も完璧にできているわけではありません。このシリーズで書いた「合理的な方法」を、すべて実践できているかというと、そうでもない。

    それでいいと思っています。

    大事なのは、合理的な方法を知っておくことです。

    知っているだけで、選択が変わります。知らないまま損し続けるのと、知った上でできる範囲でやるのでは、長期的に大きな差が出ます。

    お金があれば使ってしまう人もいます。保険の積立すらできない人もいます。それが現実です。

    でも「良い借金と悪い借金の違い」を知っていれば、リボ払いを避けられる。「固定費が資産形成の敵」と知っていれば、背伸びした家を買わずに済む。

    100点じゃなくていい。ただ、知っておくことが武器になります。


    まとめ

    • 家・車・保険の固定費が高すぎると、収入が増えてもお金は残らない
    • 収入ではなく資産残高を基準に生活水準を決める
    • 借金は「良い借金・悪い借金」で判断する
    • 本当に必要なものにはお金を使い、それ以外は身の丈に合った生活を続ける
    • 100点を目指さなくていい。合理的な方法を知っておくだけで選択が変わる

    憧れはあった。でも結局、コツコツ積み上げてきただけです。

    特別なことは何もしていません。それでも気づいたら、資産は3,000万円を超えていました。

    再現性はあると思っています。

  • 【貯金できない理由④】保険の入りすぎが家計を圧迫する——掛け捨てで十分な理由


    前回は車について書きました。

    車は10年で700万円近くかかる可能性があり、資産残高を基準に判断することが大事という話でした。

    今回は保険です。


    実は自分も、完璧ではない

    最初に正直に書きます。

    「若いうちは掛け捨てで十分」と思っています。頭では理解しています。

    でも実際は、今も変額保険に入っています。

    理由はシンプルで、血圧が高くて乗り換えられないからです。健康状態の問題で、今から掛け捨てに切り替えようとすると審査が通らない可能性がある。

    わかっているのにできない——これが保険の怖いところでもあります。

    だからこそ、若いうちに見直しておくことが本当に大事だと思っています。


    保険あるある

    保険にはよくあるパターンがあります。

    自分も経験があります。合コンで知り合った女性と後日会ったら、保険の営業でした。

    笑い話のようですが、実際によくある話です。

    最近は営業スタイルも変わってきて、SNS・マネーセミナー・無料FP相談などから保険の提案を受けることも多いようです。それだけ営業が強い業界です。


    日本人は保険に入りすぎ

    日本は世界でも保険加入率が高い国と言われています。

    毎月の保険料が2万・3万・4万円という家庭も珍しくありません。年間30万円以上、それが30年続くと約900万円になります。

    かなり大きなお金です。


    保険の良いところも正直に書く

    ただ保険を全否定するつもりはありません。

    貯金・積立が苦手な人にとっては、強制的にお金が引かれる仕組みとして機能することがあります。半強制的な貯金として使っている人もいます。

    価値観の問題でもあるので、一概に「やめろ」とは言えません。


    ただ、保険は投資ではない

    ここだけは押さえておきたいところです。

    保険は投資ではありません。あくまでリスク対策です。資産を増やすものではなく、万が一に備えるものです。

    貯蓄型・変額保険などは「増える」という説明がありますが、同じお金をインデックス投資に回した場合と比べると、多くのケースで見劣りします。

    だからこそ、保障と資産形成は分けて考えるというのが基本だと思っています。


    若いうちは掛け捨てで十分

    若いうちは収入・生活環境・家族構成がすべて変わりやすい時期です。

    高い保険に入るより、掛け捨ての定期保険で必要最低限にしておく方が合理的です。

    そして余ったお金をNISAやiDeCoに回す。これが再現性の高い選択だと思っています。

    自分はNISAとiDeCoを続けています。保険は今の状況では乗り換えられないので、せめて資産形成の部分でカバーしている感じです。


    家族に残すもの

    少し話が変わりますが、保険を考えるときに自分がいつも思うことがあります。

    万が一のとき、お金を残すことも大事です。でもそれ以上に大事なのは、お金との付き合い方を家族に伝えておくことだと思っています。

    奥さんとはお金の話をしています。ただ正直、完全には理解されていないのが現状です。貯金・節約・スーパーの半額セールを狙う——それも一つの価値観で、否定するつもりはありません。

    ただNISAとiDeCoは自分が代わりに設定してあげています。理解されなくても、仕組みだけは作っておく。それが今できることだと思っています。

    配偶者が家計管理・資産管理・投資を理解していれば、万が一のときでも人生は立て直せます。お金そのものより、お金の生き方を残すことが大事だと思っています。


    まとめ

    • 日本人は保険に入りすぎている傾向がある
    • 若いうちは掛け捨てで最低限にしておく方が合理的
    • 保険は投資ではなくリスク対策。保障と資産形成は分けて考える
    • わかっていてもできないことがある。だからこそ若いうちに動くことが大事
    • お金だけでなく、お金との付き合い方を家族に伝えておく

    完璧にできているわけではありません。でもわかっていることを少しずつ実行する。それが現実的な資産形成だと思っています。


    次回:なぜ多くの人は貯金できないのか⑤ まとめ編

  • 【貯金できない理由③】車は10年で700万円かかる——固定費として見直すべき話


    前回は家について書きました。

    住宅費は人生で一番大きな固定費になりやすく、収入ではなく資産残高を基準に決めることが大事という話でした。

    今回は車です。


    車は買った瞬間から大きな固定費になる

    車は便利です。でも持った瞬間から、かなりの固定費がかかり始めます。

    • 車両代
    • 保険
    • ガソリン
    • 駐車場
    • 車検・税金

    これらが毎年続きます。家と同じくらい、家計に影響する支出です。


    10年所有するといくらかかるか

    国産ミニバンを10年所有した場合をざっくり計算してみます。

    項目費用(概算)
    車両代約350万円
    駐車場(月1万×10年)約120万円
    保険(年6万×10年)約60万円
    ガソリン約60万円以下
    車検・メンテナンス約50万円
    税金約40万円
    合計約680万円

    10年で700万円近くかかる可能性があります。


    車を持たない選択の価値

    もし10年間車を持たなかった場合、この700万円近くを貯金・投資・教育費などに使えます。

    700万円を年利5%で10年運用すると、約1,140万円になります。

    車を持つか、資産1,000万円に近づくか——そのくらいの差が出る可能性があります。

    だから自分は37歳まで車を持ちませんでした。資産がある程度貯まるまでは、固定費を増やしたくなかったからです。


    一括か、ローンか

    車を買うときによく議論になるのが、一括かローンかです。

    自分の考えはシンプルで、資産残高で判断するということです。

    お金が余っているなら一括が合理的です。ただし、貯金や投資を削ってまで一括にする必要はありません。

    大事なのは資産残高を維持すること。貯金・投資を崩してまで一括にするくらいなら、低金利のローンを使いながら資産を守る方が合理的です。

    自分の場合は100万円だけローンを組み(金利1.5%)、手元にお金があったので1年後に返済しました。投資に回すわけでもないお金なら、金利を払い続ける意味がなかったからです。


    車も資産残高で決める

    家と同じで、車も「収入が増えたから買う」ではなく「資産に余裕ができたから買う」という順番が大事です。

    収入は上がることもあれば下がることもあります。でも資産は自分が積み上げてきたものです。資産残高を基準にすると、判断がブレにくくなります。


    まとめ

    • 車は10年で700万円近くかかる可能性がある
    • 資産が貯まるまでは持たない選択も合理的
    • 一括かローンかは資産残高で判断する
    • 貯金・投資を削ってまで一括にする必要はない
    • 収入ではなく資産残高を基準に決める

    次回:なぜ多くの人は貯金できないのか④ 保険編

  • 【貯金できない理由②】家の選び方で差がつく——収入ではなく資産残高で決めるべき理由


    前回は、貯金できない理由の多くが固定費にあるという話を書きました。

    その固定費の中で、一番大きいのが家です。


    結論:収入ではなく資産残高で家を決める

    多くの人がお金を貯められない理由は、資産ではなく収入で住む家を決めてしまうことだと思っています。

    収入が上がると、それに合わせて家のグレードも上げてしまう。住宅費がどんどん上がり、固定費が増えていく。その結果、お金がなかなか残らない家計になります。


    家は人生で一番大きな支出

    家賃・住宅ローン・管理費・修繕費——毎月かなりの金額が出ていきます。それが30年・40年続くこともあります。

    住宅費が高すぎると、それだけで家計はかなり厳しくなります。


    営業マンは家を売るプロ

    よくあるのが、収入に対して少し背伸びした家を買ってしまうパターンです。

    営業マンは家を売るプロです。言葉巧みに話を進められると、ついその気になります。

    「これくらいなら払えますよ」「将来の資産になります」——こういった言葉は、買う側の判断を曇らせます。


    自分の場合:最初は団地だった

    結婚してから最初は団地に住みました。

    外観はかなり古かったですが、内装はリフォームされていて意外と快適でした。昭和の雰囲気があって、個人的には結構好きでした。家賃は管理費込みで月6万円くらいです。

    エレベーターがなく3階だったので、荷物を運ぶのは少し大変でした。ベビーカーの時期は正直しんどかった。ただ、おうちコープを活用したり、階段は健康のための運動だと割り切っていました。

    駅から少し遠かったですが、大型スーパー・ドラッグストア・公園が近くにあり、生活環境は意外と良かったです。バスの本数も多く、不便はあまり感じませんでした。

    住めば都、というのは本当だと思います。


    団地を探していて気づいたこと

    当時、団地をいくつか見に行きました。そのときに面白い話を聞きました。

    駅近の団地はリフォームしていなくても人が集まる。でも駅から遠い団地は、部屋の環境が良くないと人が集まらない。だからリフォームして差別化している——という話でした。

    不動産も結局、需要と供給なんだなと思いました。


    今の家:正直、背伸び感はあった

    その後、資産が1,000万円を超えたタイミングで今のマンションを購入しました。

    価格は4,000万円台。正直、当時は少し背伸び感がありました。

    でも買ってよかったと思っています。家を買った時の高揚感は今でも覚えています。生活が充実したし、家族との時間も変わりました。

    現在のローンは月約8万円。修繕費・管理費・駐車場を含めると月11万円くらいです。


    背伸びしたけど後悔していない理由

    背伸び感があったと書きましたが、後悔はしていません。

    理由は、資産残高を見た上で決断したからです。

    収入が上がったから買ったのではなく、資産がある程度積み上がってから買った。この順番が大事だったと思っています。

    収入は上がることもあれば下がることもあります。でも資産は自分が積み上げてきたものです。資産残高を基準に判断すると、背伸びの「程度」がわかります。


    住宅費が低いと、人生の自由度が上がる

    団地時代の月6万円と、今の月11万円。差額は月5万円、年間60万円です。

    この差額を投資に回せていた期間が、今の資産形成の土台になっています。

    住宅費が低いと、貯金ができる・投資ができる・旅行にも行ける。逆に高すぎると、人生の自由度がかなり下がります。


    まとめ

    • 家は人生で一番大きな固定費になりやすい
    • 収入ではなく資産残高を基準に家を決める
    • 営業に流されず、自分の資産状況で判断することが大事
    • 背伸びするなら、資産残高を見た上で決断する
    • 住宅費を抑えた期間が、資産形成の土台になる

    次回:なぜ多くの人は貯金できないのか③ 車編

  • 【貯金できない理由①】固定費が原因だった——家・車・保険で年間360万円が消える話

    【貯金できない理由①】固定費が原因だった——家・車・保険で年間360万円が消える話


    結論:貯金できない理由は浪費ではなく固定費

    多くの人がお金を貯められない理由は、固定費が高いことだと思っています。

    特に大きいのがこの3つです。

    • 保険

    これらは一度決めてしまうと、簡単には変えられません。毎月、自動的にお金が出ていく仕組みになります。


    「無駄遣いしているから貯金できない」は違う

    よく「無駄遣いをしているから貯金できない」と言われます。

    でも実際は、普通に働いて普通に生活している人でも、お金が貯まらないケースはたくさんあります。

    外食を減らしても、コンビニをやめても、なぜかお金が残らない。その正体は多くの場合、固定費です。


    固定費は「静かに」家計を削る

    固定費の怖いところは、意識しなくても毎月出ていくことです。

    家賃・住宅ローン・車の維持費・保険料——一つひとつは「普通の金額」に見えます。でも合計すると、かなりの金額になります。

    自分の場合、妻と子ども2人の4人家族で、固定費を全部合計すると月30万円近くになります。

    内訳はざっくりこんな感じです。

    項目月額(概算)
    家(ローン・管理費・修繕費など)約12万円
    車(保険・税金・ガソリンなど)約3万円
    保険(夫婦合計)約6万円
    光熱費など生活固定費約9万円
    合計約30万円

    年間360万円。これが毎年自動的に出ていきます。

    ちなみに保険は払いすぎている感覚があります。掛け捨てに切り替えれば月2万円程度で済むので、差額だけで年間約48万円。これが保険の怖いところです。

    収入が上がっても、この固定費が高いままだとお金は残りません。逆に言うと、固定費を抑えられた期間が、そのまま資産形成の土台になります。


    自分がやってきたこと

    自分は37歳まで車を持っていませんでした。結婚してから最初は団地に住み、家賃は管理費込みで月6万円でした。保険も若い頃は無駄に払っていた部分があり、後から見直しました。

    特別なことは何もしていません。ただ固定費を意識して、身の丈に合った選択を続けてきただけです。


    固定費を下げるとお金は残る

    収入を増やすのは簡単ではありません。でも固定費は、知識があれば見直せます。

    固定費が低いと、自然とお金が残るようになります。

    このシリーズでは、家・車・保険それぞれについて、自分のリアルな経験をもとに書いていきます。


    次回:なぜ多くの人は貯金できないのか② 家編

  • 情報に振り回されない資産形成——一通り手を出してみてわかったこと


    投資の情報は本当に多くなりました。

    YouTube・SNS・ブログ・オンラインサロン——少し検索すれば、いくらでも出てきます。誰でも簡単に情報にアクセスできる時代です。

    それ自体は良いことだと思います。ただ情報が多いほど、振り回されるリスクも増えると感じています。

    自分も振り回されてきた一人です。


    一通り手を出してみた

    正直に書きます。

    情報を見ながら、いろいろ手を出してきました。

    仮想通貨

    一時期、仮想通貨を買いました。2万円くらいの少額です。結果的に倍くらいになって売りました。

    ただそこで気づいたのは、値動きが激しすぎて自分のメンタルに合わないということです。少額だから耐えられた。これが100万・200万だったら、と思うと続ける気になれませんでした。

    お宝株探し

    「隠れた優良株があるはず」と思って調べ始めた時期がありました。

    ただ結論として、素人にお宝株は見つけられません。プロでさえ市場平均を上回り続けることが難しい中で、自分が個人で探し当てられるわけがない。調べるほど、そう感じました。

    個別株・高配当株

    高配当株も少し買い始めました。ただ銘柄管理が面倒で、長続きしませんでした。

    今は好きな会社の株や優待狙いで少し持っている程度です。趣味レベルの話で、資産形成とは切り離して考えています。

    不動産投資

    不動産投資も調べました。ただ良い物件を見つけるのは素人には難しい。勧誘系はほぼ怪しい。自分で判断できる知識と目利き力がまだない、という結論です。

    将来的にはサラリーマンのローン信用を活かして検討したいとは思っています。ただ今はインデックスだけで十分。ある程度資産が積み上がってからでいいと思っています。


    一通りやってみてわかったこと

    全部試した上での結論はシンプルです。

    結局、インデックスの積み立てが一番自分に合っていた。

    理由は3つです。

    • 何も考えなくていい
    • メンタルへの負荷が少ない
    • 続けられる

    仮想通貨は値動きが激しすぎた。個別株は管理が面倒だった。不動産はまだ知識が足りない。

    一通り手を出してみたからこそ、「自分にはインデックスが合っている」という確信になりました。情報を見て気になって試してみる——その経験自体は無駄ではなかったと思っています。


    ドルコストですら、簡単ではない

    ただ一つ正直に言うと、インデックスの積み立ても簡単ではありません。

    相場が下がると不安になる。上がると「今買っていいのか」と迷う。資産が少ないうちは気にならなかったことが、1000万・2000万になると全然違う感覚になります。

    「続けられる投資」と言葉で言うのは簡単ですが、実際に続けることが一番難しい。それがわかったのも、いろいろ試したからだと思っています。


    情報との付き合い方

    情報は参考にする。ただ答えは自分で決める。

    仮想通貨の情報を見て買った。お宝株を探した。高配当株を調べた。不動産も調べた。

    でも全部、最終的に「自分に合うか」という基準で判断してきました。情報がきっかけでも、結論は自分で出す。

    この姿勢が一番大事だと思っています。


    まとめ

    • 情報が多い時代ほど、振り回されるリスクも増える
    • 仮想通貨・個別株・不動産——一通り手を出してみた
    • 全部試した上で、インデックスの積み立てが一番自分に合っていると確信した
    • 「続けられる投資」が一番難しい。メンタルの問題でもある
    • 情報はきっかけにする。答えは自分で決める

    派手ではありません。でも続けられる。それが一番の資産形成だと思っています。

  • 35歳から投資を始めた普通の会社員のゆるい資産形成——3000万円のリアルな内訳


    「40代の資産はいくらくらい?」

    こういう記事をよく見かけます。平均〇〇万円、中央値〇〇万円——ただ正直、あまり実感が湧きません。

    今回は統計の話ではなく、自分のリアルな資産を書いてみようと思います。

    特別な成功者でもなければ、投資で大きく当てたわけでもありません。普通に働きながら、コツコツ積み立ててきただけです。


    自己紹介

    • 湘南在住・40歳
    • 会社員(課長クラス)・年収800万円前後
    • 妻と子ども2人の4人暮らし

    いわゆる普通のサラリーマンです。投資家でも副業成功者でもありません。仕事もそこそこ頑張りながら、家庭と生活を大事にする、どこにでもいる会社員です。


    40代の平均資産と自分の位置

    金融広報中央委員会の調査によると、40代の金融資産の中央値は約500万円前後と言われています(平均は約1200万円ですが、一部の資産が多い世帯が引き上げているため、実感に近いのは中央値です)。

    資産3000万円というのは、特別なお金持ちではないけれど、コツコツ資産形成してきた層——そのくらいの位置だと思っています。


    現在の資産内訳

    現在の金融資産は約3100万円です。

    内訳金額
    投資信託約1,400万円
    確定拠出年金約800万円
    現金約700万円
    株式(現物)約200万円
    合計約3,100万円

    妻とは別財布なので、これは自分の資産のみです。ほとんどがインデックス投資の積み立てです。


    35歳まではほぼ貯金だけだった

    投資を本格的に始めたのは35歳くらいからです。それまでは貯金だけで、投資の知識もほぼゼロでした。

    「株は怖い」と思っていました。

    最初は正直、あまり知識がありませんでした。友達の金融マンのすすめで、とりあえずバランス型のインデックスファンドを買い始めた感じです。

    「よくわからないけど、ひとまず買ってみた」——これが本音です。

    その後、自分でいろいろ調べながら全世界株式・S&P500・TOPIXに落ち着いていきました。最初から正解にたどり着いたわけではありません。動きながら少しずつ自分に合う形を見つけていった感じです。

    今思うと「もっと早く始めればよかった」とは思います。ただ逆に言えば、35歳からでも3000万円は作れるということでもあります。


    3000万円になった理由

    振り返ると、やったことはシンプルです。

    ① 積立投資を続けた

    毎月コツコツ投資信託を積み立てています。S&P500や全世界株式など、王道のインデックス投資です。暴落があっても設定したまま続けただけです。

    ② 固定費を上げなかった

    収入が上がっても生活水準はあまり上げませんでした。車は普通、家も身の丈。固定費を抑えた期間が、資産形成の土台になっています。

    ③ 長期で続けた

    特別なことは何もしていません。ただ続けただけです。


    やらなかったこと

    デイトレード・FX・仮想通貨への全力投資——こういった「一発狙い」は避けてきました。

    仮想通貨は少額だけ試したことがあります。ただ値動きが激しすぎて自分のメンタルに合わないとわかり、すぐやめました。少額だから耐えられた。これが大きな金額だったら続けられなかったと思います。

    不動産投資の勧誘もかなり来ましたが、キャッシュフローが赤字になるような物件が多く、手を出しませんでした。将来的には検討していますが、今はインデックスだけで十分だと思っています。


    FIREは目指していない

    FIREは目指していません。

    仕事はそこまで嫌いではありません。社会との接点として、仕事は必要だと思っています。完全に働かない生活より、ゆるく働きながら資産も増やす——このバランスが自分には合っています。


    まとめ

    • 35歳から始めて、40歳で資産3100万円
    • 最初はバランス型から入り、調べながら全世界・S&P500に落ち着いた
    • 特別なことはしていない。積み立て・固定費を抑える・続けるだけ
    • 仮想通貨は少額だけ試して合わないとわかった
    • FIREより「ゆるく働きながら資産を増やす」が自分のスタイル

    40代はまだ途中。焦らず、ゆっくり続けていこうと思っています。

  • 壊れる人のパターンを見てきた。自分が避けていること。

    40代になって分かった。

    成功より大事なのは、壊れないこと。

    会社でも、投資でも、家庭でも。

    壊れる人には、だいたい同じパターンがある。

    派手な失敗じゃない。

    設計ミスだ。


    1. 収入を信用しすぎる

    今の給料が続く前提で生活を組む。

    ボーナス前提。

    昇給前提。

    会社は安泰前提。

    固定費を上げる。

    家。

    車。

    教育費。

    習い事。

    生活水準は一度上げると、下げられない。

    収入は変動する。

    固定費は動かない。

    このズレが、静かに首を絞める。

    これが一番怖い。


    2. 出世一点集中

    出世に全力投球。

    評価に振り回される。

    政治に巻き込まれる。

    上司のご機嫌を取る。

    でも席は限られている。

    期待値は低い。

    しかも再現性がない。

    努力=結果ではないゲームに、

    時間とメンタルを投入する。

    これは投資として合理的じゃない。

    むしろ、

    気にしていない人のほうが結果的に評価が上がることすらある。

    過集中はリスクだ。


    3. 副業で燃え尽きる

    平日は激務。

    土日は副業。

    睡眠不足。

    3ヶ月で消える人を何人も見た。

    副業は資本形成の手段。

    生活を壊してまでやるものじゃない。

    レバレッジをかける前に、

    基礎体力が削れていたら意味がない。


    4. 他人と比較し続ける

    SNS。

    YouTube。

    FIRE。

    見れば見るほど焦る。

    でも比較している相手は、だいたい上位1%。

    平均と戦っていない。

    競技を間違えている。

    自分の土俵で、

    自分のペースで積めばいいのに。

    比較はメンタルを削る装置だ。


    5. 健康を後回しにする

    これが一番多い。

    睡眠不足。

    慢性的ストレス。

    運動不足。

    お金は時間で取り戻せる。

    健康は、戻らない。

    壊れる人の多くは、最後にここで止まる。


    結論

    壊れる人は、

    無理をしている。

    焦っている。

    一点に賭けている。

    自分が避けているのは、

    依存。

    過集中。

    睡眠不足。

    この3つを避けるだけで、破綻確率は大きく下がる。

    勝ちに行かなくていい。

    崩れなければいい。

    それだけで、人生の期待値は上がる。

  • 若い頃は「知識があればできる」と思ってた。40代になって気づいたこと

    最近、YouTubeでお金系とかFIRE系の動画をよく見ます。

    30代くらいの人が
    「会社辞めました」
    「自由に生きてます」
    「人生はこうあるべきです」
    みたいに語ってるやつ。

    面白いなーとは思う。

    でも正直、 自分はたぶんそうしないだろうな、とも思う。

    「いや…まだこれからじゃない?」って。
    完全におじさん目線なんだけど。笑


    知識があれば、できると思ってた

    若い頃の自分も、たぶん同じでした。

    本を読んで、成功者の話を聞いて、知識をインプットして、
    「なるほど、やり方は分かった」って。

    そして普通に、
    「自分もできそう」って思ってた。

    でも今思うと、全然違う。

    知識があっても、実際にできないことの方が多い。
    というか、ほとんどのことは経験しないと身につかない気がしてます。

    頭で分かるのと、実際にできるのは、ほんと別物。


    暴落はチャンス、って言うけどさ

    例えば投資。

    「暴落はチャンス」
    「下がったら買い増し」
    「長期投資だから気にしない」

    理屈は分かる。
    頭では100%正しい。

    でも、自分のお金が毎日ゴリゴリ減っていったらどうなるか。

    たぶん普通に怖くなると思う。

    買い増しより先に「ちょっと様子見ようかな」って考えちゃいそう。

    仕事もあるし、家族もいるし、 そこまで強いメンタルはたぶん持ってない。笑

    知識と、実際にできるかどうかは、本当に別物だなと思う。


    リーマンショック世代なので、ちょっとトラウマがある

    たぶんこの感覚って、世代も関係してる気がする。

    自分はちょうど、いわゆるリーマンショック世代。

    景気は最悪。
    求人は少ない。
    内定もなかなか出ない。

    「会社に入る」ってだけで、めちゃくちゃ大変だった記憶があります。

    あの頃の空気感って、なんというか、
    「仕事があるだけでありがたい」みたいな感じだった。

    だからなのか、 安定を手放すことに、どうしても慎重になる自分がいる。


    仕事も同じで、マネジメントは“経験ゲー”だった

    仕事も同じ。

    若い頃は
    「マネジメントとか余裕でしょ」
    なんて軽く思ってた。

    でも実際は全然違う。

    部下のミス、クレーム、納期トラブル、板挟み。
    胃が痛くなるイベントだらけ。

    本読んだだけじゃ絶対できない。

    やらされて、失敗して、怒られて、凹んで、
    やっと少しずつ慣れていく。

    完全に訓練と経験でした。


    それでも、挑戦してる人はすごいと思う

    とはいえ。

    会社を辞めて、自分ひとりでやっていく人。
    リスクを取って厳しい環境に飛び込む人。

    あれは本当にすごいと思う。

    成功してる人も、失敗してる人も、 その経験はきっと財産になるんだろうなって。

    自分にはそこまでの覚悟がないだけ。

    否定したいわけじゃなくて、
    ただ「自分はこっちのほうが合ってるな」って思っただけ。


    だから今日も、ゆるく会社員やってます

    FIREもしないし、起業もしないし、たぶんずっと会社員。

    コツコツ積み立てて、家族とご飯食べて、金曜にビール飲んで寝る。

    派手さはゼロ。

    でも、これが自分の選んだ道。

    まあ、悪くない。

    最近はそんなふうに思いながら、今日もゆるく生きてます。

  • すごい人の話より、普通の人生のほうが参考になる気がしてます。

    SNSとかYouTube見てると、

    「外資で年収1億でした」
    「40歳でFIREしました」
    「オンラインサロンで稼いでます」

    みたいな人、いっぱいいますよね。

    ほんとにすごいなーとは思います。

    努力も才能もあって、別世界の人だなって。

    でも正直に言うと、

    あんまり自分の参考にはならないんですよね。

    これが本音です。


    たぶん、真似できない

    ゴールドマンで働いてました、とか。
    起業して大成功しました、とか。

    いや、そりゃすごい。 ほんとにすごい。

    でも、

    自分にできるか?って言われたら、

    たぶん無理です(笑)

    能力も違うし、メンタルも違うし、 そもそも同じ土俵にすら立ってない気がする。

    なんかもう、別の世界の人って感じ。


    普通の毎日が、いちばんラク

    自分もそうですけど、

    普通の会社で働いて、
    そこそこ給料もらって、
    家族と暮らして、
    コツコツ貯金して、

    そんな生活がいちばん落ち着きます。

    転職も面倒だし、
    起業なんてもっと面倒だし、
    新しい環境に飛び込むのも正直しんどい。

    だから今の場所で、

    なるべくストレス少なく生きられたら十分かな、って思ってます。

    同じように感じてる人、意外と多いんじゃないかなとも思ったり。


    人生って、積立投資みたいなもんだと思ってる

    最近よく思うんですけど、

    人生って、 積立投資とちょっと似てる気がしてます。

    一発逆転はないけど、
    コツコツ続けてたら、
    気づいたらそこそこ増えてる。

    転職ガチャとか、起業チャレンジとか、 なんかデイトレードみたいで疲れそうで。

    自分はやっぱり、

    インデックス積立型の人生が合ってる。

    同じ会社で、
    そこそこ働いて、
    コツコツ積立して、
    夜ビール飲んで寝る。

    このくらいがちょうどいい。


    すごい人より、隣の人の話が聞きたい

    年収1億の人の話より、

    「課長くらいで、わりと幸せです」

    って言ってる人の話のほうが、 正直ホッとします。

    あ、自分このままでいいんだ、って思えるから。

    たぶん自分が求めてるのって、 成功法則じゃなくて、

    安心感なんだと思います。


    今日もたぶん、普通に働いて、普通に帰ります

    劇的な成功もないし、
    人生大逆転もないし、
    キラキラもしてない。

    でも、

    湘南で暮らして、
    家族いて、
    夜ビール飲めて、

    まあ、悪くないです。

    自分はたぶん、 これくらいの人生がいちばん好きです。

    普通って、案外いちばん贅沢なのかもしれません。